組織を動かす会計の力を理解する
担当教員市原勇一 | 所属経営情報学科 | 専門分野管理会計 |
ゼミの内容
市原ゼミでは、会計を中心とする経営管理の仕組みが企業経営や組織運営において果たす機能?役割について学習します。
ゼミ生はこんなことができるようになる!
経済社会のさまざまな現象について、主に会計という仕組みの観点から理解できるようになることを目指します。具体的には、以下のような知識?能力を身につけることが目標です。
(1) 管理会計の基礎知識を習得する。 企業経営や組織運営のための会計の仕組みである管理会計の基礎知識を身につけます。例えば、原価管理や予算管理といった仕組みの目的や構造などについて学習します。
(2) 習得した知識を用いて、企業?組織の仕組みを分析できる。 現実の企業?組織で実践されている管理会計について、学習した知識を用いて分析できるようになることを目指します。この過程で質問票調査やインタビュー調査などの社会調査法についても学習します。
(3) 習得した知識を、より幅広い現象に適用できる。
近年では管理会計の研究も多様な組織体や複数の企業?組織のネットワークなどへと拡張しています。最終的には、こうした幅広い現象も分析できるようになることが目標です。
ゼミ生 (OG?OB) の内定先
AFC-HDアムスライフサイエンス、一条工務店、伊藤園、熊本大学、東急キッズベースキャンプ、西日本シティ銀行、ネクステージ、三井ハイテック、吉川工業、ほか
ゼミ生の声
このゼミを目指す人の推奨履修モデル
- 1年次: 簿記論、会計学入門、経営学入門、ファイナンス入門、経営管理論
- 2年次: 原価計算論Ⅰ?Ⅱ、財務会計論Ⅰ?Ⅱ、企業ファイナンス、経営組織論、経営戦略論
- 3年次: 管理会計論、事業計画論、応用戦略分析
ゼミの活動内容
- 3年次: 1学期はテキストの輪読を行います。2学期はグループ研究に取り組み、他大学との研究交流会や学内のポスターセッション大会で報告します。
- 4年次: 各自でテーマを設定し、卒業研究に取り組みます。
ゼミで使用している「テキスト」や「おススメ本(漫画も含む)」
テキスト- 青木康晴. 2024. 『組織行動の会計学 マネジメントコントロールの理論と実践』日経BP. (2025年度)
- 伊丹敬之?青木康晴. 2016. 『現場が動き出す会計―人はなぜ測定されると行動を変えるのか』日本経済新聞出版. (2023年度まで)
- 稲盛和夫. 2000. 『稲盛和夫の実学―経営と会計』日本経済新聞出版.
- 佐藤郁哉. 2021. 『ビジネス?リサーチ』東洋経済新報社.
- 宮内泰介?上田昌文. 2020. 『実践 自分で調べる技術』岩波書店.
ゼミ指導教員の担当授業
原価計算論Ⅰ?Ⅱ(2年次配当)、管理会計論(3年次配当)
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