コンピューターとオペレーションズ?リサーチを使って仕事を上手にこなす技を身につける
担当教員平山 克己 | 所属経営情報学科 | 専門分野情報科学 |
ゼミの内容
テーマはオペレーションズ?リサーチ(Operations Research :OR オーアールと読む)とJavaです。ORは仕事を「速く、安く、上手く」できる方法を考える学問です。例えば、小倉から全国に向けて製品を出荷するためには、どのような交通手段で?どのルートで?いつ?どこに?どれだけの量を?出荷すればよいかをコンピュータを使って答えを見つける方法を考えます。
Javaは携帯電話やインターネット上で動くプログラミング言語です。IT業界ではORもJavaも人材不足のため、習得すれば就職で困ることはありません。
ゼミ生はこんなことができるようになる!
スマートフォン(Android)の上で動くアプリを作れるようになる他、システムの設計から開発までできるようになります。在学中に、国家資格であるITパスポートや基本情報処理技術者の資格を取得する学生もたくさんいます。
ゼミ生 (OG?OB) の内定先
NTTデータ、JFEシステム、オービック、ゼンリン、行政システムエンジニアリング、王子製紙、JRA、山口銀行、広島信用金庫、佐賀学園高等学校など。
ゼミ生の声
北九州市立大学は広すぎず狭すぎず、ちょうど良いサイズのキャンパスです。頑張る生徒にはとても熱心に対応してくれる教授ばかりです。学生もいろんなことに興味を持っていて、とても雰囲気が良く仲の良い活気ある大学だと思います。 経営情報学科の経営系の授業はお金のことだけではなく、人間の心理的な要素を学んだりもするのでおもしろいです。また、情報系の授業は今までふれたことのないものばっかりで視野が広がります。
平山ゼミでは主にパソコンを使って学ぶJavaやORというものを勉強しています。
このゼミを目指す人の推奨履修モデル
- 一年次:◎情報科学入門、◎プログラミングⅠ、◎エンドユーザーコンピューティング、◎データ処理、◎数学、経営統計、統計学Ⅰ
- 二年次:情報表現、プログラミングⅡ、コンピュータシステム、データ構造、データベース、Webプログラミング、統計学Ⅱ
- 三年次:システム分析、システム設計、経営数学、情報経営、情報ネットワーク
◎は必修科目
ゼミの活動内容
- 3年前期:テキストを用いてORの学習、グループゼミ実施
- 3年夏休み:合宿(2012年は台湾にて実施)
- 3年後期:Javaプログラミング、アプリの作成、グループゼミ実施
- 4年前期:卒業研究テーマ選定、就職指導
- 4年夏休み:合宿(3年生と合同)
- 4年後期:卒業論文作成
ゼミ指導教員の担当授業
- 財務会計論Ⅰ?Ⅱ
この授業では、財務諸表の仕組みについて勉強する。簿記では、企業の経済活動を仕訳という簿記言語に置き換え、精算表を作成するところまで勉強するが、その精算表の先には、貸借対照表、損益計算書という財務表があり、財務会計論ではそのフィニッシュである表の基礎的な考え方、読み方、見方、諸々のことをマスターする。貸借対照表、損益計算書の数字を分析して、その会社が儲かっているのか、成長性が見込めるのか、そうした現実的な問題に即座に取り組むことの方がおもしろいに違いはないが、会計のもともとの考え方を熟知していなければ、いかに国際会計基準が到来するといっても、それが海のものとも山のものともわからなければ、単にルールだからそれを覚えるということになってしまう。新たな問題を発見するためには、財務会計の基礎的な問題を充分にこなしておく必要がある。その意味で、多少、眠くても、この授業で土台作りをしておいてほしい。 - 基礎演習、演習Ⅰ~Ⅳ、プログラミングⅡ、システム分析、システム設計
問題解決スキル(マネジメント研究科)